基本情報を取らずに応用情報技術者試験に合格できたのでやったことと感想

こんにちは。

令和4年度春の試験で、応用情報技術者試験に合格できました。

私は基本情報を取らずに応用情報にチャレンジしました。

今回は合格できるまでにやったことと教材、感想を書いていきます。

受験を考えている人の参考になれば幸いです。

やったこと

応用情報技術者試験選択式の午前試験と記述式の午後試験に分かれています。

午前試験対策

いろいろな受験ブログ等を見ると、毎年同じような問題が出ると言われていたので、参考書などで全体をインプットするのではなく、過去問を解きながら覚えるかたちを取りました。

過去問道場というサイトで過去5,6年分をランダムで出題するように設定し、演習をしました。

5,6年といっても結構な量があるので1周するのも大変でした。元々は2,3周する予定だったのですが、途中で疲れて1周とちょっとしかできませんでした。

ただ、1周だけでも同じ形式の問題がたくさん出たので、解けるようになっていく実感もありましたし、対策方法は間違ってなさそうだなとは感じながら学習できました。

合わせて、過去問を解きながら、分からない用語は辞書的に参考書を使って周辺知識など合わせて学習しました。

使った参考書は『令和04年【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本』です。

gihyo.jp

午後試験対策

当日までの対策

午後試験は記述式の問題です。こちらは知識というよりも長文読解の要素が強いです。

こちらも過去問を使って対策しました。使った書籍は『2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策』です。

www.itec.co.jp

午後は解答する問題を選ぶことができます。

当日どれを選ぶかを決めようと、各セクション2つ程度、過去問題を解いてみました。

ただ、年によって、取れる問題もあれば取れない問題もあったので、当日まで明確には決まりませんでした。

結局当日の問題を見て判断することに

したがって、結局当日に問題を見て解けそうだなーと思った問題を選びました。

必須の情報セキュリティ以外に選んだのは以下です。

午後試験は時間の余裕がないというのは知っていたので、このやり方は不安もあったのですが、過去問を2つずつくらいやっていたおかげで、当日素早く判断できたと思います。

感想など

今までプログラマーに転職してから1年で、以下を取得していました。

これらに比べるとやはり応用情報は取得の難易度も高く、受験までに要した学習時間も大きいので、取得できたことはとても嬉しかったです。

一方で、一般的に突破が難しいと言われている午後試験に関してはシンプルな技術力というよりも技術がテーマの長文読解能力を測られていると感じました。

私は長文の読解にはあまり苦手意識がないので、その点は良い方向に転んでくれたのかなと思っています。

基本情報を取っていないことについても、少なくとも「応用情報に合格」という点においては、支障はなかったと思います。

 

さいごに、当日は長丁場の試験になるので、集中力とも勝負になります。特に午後は、過去問を1つ解くだけでも疲れるのですが、本番は5つ解く必要があるので、過去問演習はなるべく集中した状態でやる訓練をしておくと良いと思います。