背伸びはキツいが役に立つ話

久々のブログになってしまいました。雑記です。

よく「役割や役職が人を育てる」という話を聞きますが、自分がそれを実感したのでつらつらと書いていこうと思います。

#CASE1 上司の不在で名前だけ昇進した話

 2年強前まで、私はプログラマーとは畑違いな事務系の仕事をしていました。そこで、部署配属早々に直属の上司がある事情で不在となったことがあります。

 その結果、(人員の関係で)新しい上司が来ることはなく、私が上司の役職を「借り」て上司がやっていたような振る舞いをすることになりました。

 その采配を決めた上司から「役職が人を育てるよ、きっとできる」と言われました。当時は「そんなこと言ってないで人員を補填してくれー!」と思っていたのを覚えています。

 名刺上もしっかり役職が上がりました。

部署外の人は知らないので背伸びをして案件に対応

 大きい組織で部署外の人はそんな事情を知らず、当然ながら肩書きで判断します。

 最初はプレッシャーに潰されそうになりましたが、時間が経つにつれて、自分の対外的な役職を自覚し、実力が足りないところはありながらも、背伸びをしてなんとか期待に応えようと動けるようになっていきました。

#CASE2 チームを引っ張るような立ち位置になった話

 これはつい最近の話ですが、新しく入られた方2人と合わせて3人でタッグを組んで開発を行うことになったことがありました。

 それまではそういった役割もなく、チームの1プログラマとして働いていました。ところが、上記のチーム編成になり、自分がPJに入ってからの期間も長いことから、必然的にメンバーのサポートをしながら、チームの開発の方針を考えていく立ち位置になりました。

 これも先ほどの話同様に、最初は不安しかなかったですが、いざ始まるとやらねばと覚悟し、なんとか不慣れながらも立ち位置を意識しながら行動できました。

背伸びはキツいが役に立つ、、、が、バランスが大事

 これらを通じて、「役割や役職が人を育てる」というのは悔しいけど間違っていない部分もあるなあと思っています。

 ただ、特にCASE1のように背伸びに追い込まれるのはちょっとキツさが強すぎるので、全肯定できない部分はありますし、少し間違えていればプレッシャーに潰されてしまっていたと思うので、バランスは大事ですね。私は運よく乗り越えられました。

 

 いずれにせよ、背伸びをせざるを得ない機会はチャンスと捉えてポジティブに頑張っていきたいなーという気持ちです。